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【専門】

人文地理学(キーワード:人口地理学,農村地理学,観光地理学,歴史地理学,移動文化論)

【研究テーマ】

​ライフスタイル移住およびライフスタイル・モビリティに関する地理学的研究​

【研究概要】

私の研究は人文地理学のさまざまな領域にまたがるものですが,総じていえば「人口地理学」に属するものになります。欧米圏における人口地理学の社会理論による再概念化(Barcus and Halfacree 2017)を潮流を踏まえた,空間を超えて生きる(Lives across space)人々によって関係的に構築されるライフコースとその実践に着目した研究を進めています。近年は「ライフスタイル移住 lifestyle migration」や「ライフスタイル・モビリティ lifestyle mobility」に関する議論を参照しながら,国内外にまたがる移動・移住・観光現象に関する地理学的研究の深化に取り組んでいます。フィールドとしては,海外移民を多数送出してきた農山村,伝統的な避暑慣習の衰退がみられる海岸や高原のリゾート,デジタルノマドの流入がみられるアジアの諸都市などです。また,「移動」に関する人々の生活文化の展開について幅広く研究を進めています。これらの研究を通じて,関係論的視点からの「地域​」の理解を理論的に深化させることを目指しています。​

<文献>

Barcus, H. and Halfacree, K. 2017. An introduction to population geographies : Lives across space. London: Routledge.

 

【出身地】

​福島県本宮市

【学歴】

2013 福島県立安積高等学校 卒業

2017 筑波大学 人文・文化学群 人文学類(史学主専攻 歴史地理学コース)卒業

    学士(人文学)

2019 筑波大学大学院 生命環境科学研究科 博士前期課程  地球科学専攻(地誌学分野)修了

        修士(理学)

2023 筑波大学大学院 生命環境科学研究科 博士後期課程  地球環境科学専攻(地誌学分野)修了

        博士(理学)

 

【職歴】

2021.04-2023.03 日本学術振興会特別研究員(DC2)

2023.04-現在    東海大学 教養学部 人間環境学科 特任助教

2024.09-現在    (兼任)大学院 人間環境学研究科 

 

【非常勤】

2017.04-2020.03 筑波大学附属中央図書館 ラーニングアドバイザー

2019.04-2021.03 東京都立産業技術高等専門学校(地理歴史,国際社会と文化,民俗学)

2024.04-現在    慶應義塾大学 文学部(地理学)

【所属学会】

​日本地理学会,人文地理学会,東京地学協会,歴史地理学会,地理空間学会,日本都市地理学会

【受賞歴】

2024.3  日本地理学会賞(若手奨励部門)

2020.5  歴史地理学会賞(研究奨励賞)

2019.3  筑波大学大学院生命環境科学研究科 研究科長賞

Fieldwork

  • ​現在は主に日本をフィールドにした調査・研究を行っています。

  • ​主な研究対象地域(2024年7月現在):長野県|福島県|神奈川県|茨城県|香川県|沖縄県

  • 最近は世界の諸地域を対象とした調査・研究も行っています。​

  • 訪れた国・地域(2024年7月現在):アメリカ|カナダ|オーストラリア|中国|韓国|台湾|香港|タイ(2024年8月調査予定)​

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